一口に浴室の故障の原因と言っても、それにはさまざまなものがあります。ここでは場面ごとに考えを進めなければなりません。想定できる具体的な場面は下記の通りです。

① お風呂の水漏れのトラブル
② お風呂の排水のトラブル
③ お風呂の修理を業者に依頼する

お風呂場の水漏れトラブルで多いのが、蛇口の水が止まらないという現象です。ゴムパッキンが劣化している場合もありますし、蛇口全体の耐用年数が経過してしまっているということもあります。それを判断できるのはプロの修理業者だけです。

ゴムパッキンが劣化しているだけならば、それを交換して蛇口を元通りに復旧することができます。ところがこのパッキンの交換は意外と難しいです。 ゴムパッキンを新しいものと交換して、蛇口を固定しますが、その時の締め付け具合が難しいです。

素人がこの作業を行うと、これでもかというくらいに強く締め付けてしまい、新しいパッキンを損傷することもしばしばです。これでは最初からプロの業者にお任せしておいた方が良いくらいのものです。

次に浴槽からの水漏れですが、経年劣化で浴槽自体に亀裂が入っている場合もしばしばです。この場合には浴槽全体を交換しなければなりませんので、かなりの費用がかかるということになります。

浴槽に入っている亀裂を一時的に直してくれるような処置もできるので、予算が限られている人はこちらの道を模索するのが良い方法です。いずれにしても、この方法は素人ではできません。最初からプロの専門業者にお任せするのが最良の方策です。