蛇口をきちんとしめているにも関わらず、水が漏れていることに気づいた場合はどうしたらよいのでしょうか。決して珍しくない蛇口からの水漏れ現象ですが、いざ水漏れに遭遇するとどう対処してよいかに悩むこともあるかもしれません。今回は水漏れ発見時の対処法について確認していきたいと思います。
1.業者に依頼する
水漏れの修理を専門に行っているプロの業者に修理を依頼することが考えられます。24時間対応している業者もありますので、一刻も早く直したい場合や自分で修理をすることが難しい場合はプロの業者に頼むことが望ましいでしょう。
2.自分で修理する
蛇口からの水漏れが起きた場合、場合によっては業者に依頼せずに自分で対処できる可能性があります。
業者に依頼せずに自分で処理することができればその分早く、そしてコストもかけずに対応できるでしょう。
きちんと蛇口ハンドルやレバーを閉めているにも関わらず水が漏れている場合、考えられる要因として一番可能性が高いのが、パーツの経年劣化です。使用頻度や使用環境などにより耐用年数は異なりますが、一般的には水栓の耐用年数は10年程度であることが多く、10年以上使用されている環境では経年劣化により水漏れなどのトラブルが起きやすい状態になっている可能性があります。
一口にパーツの経年劣化といっても、原因として考えられるパーツはいくつかあります。
たとえば、蛇口ハンドルの下や根本から水漏れが発生している場合、パイプの結合部にある三角パッキンが劣化している可能性があります。また、パイプの付け根から水が漏れている場合、接続部のパッキンに不具合があるかナットが正しくしまっていないことが考えられますし、あるいは蛇口取付け部から水漏れしているのであれば、パッキンやネジに巻かれているシールが劣化しているかもしれません。
このように水漏れの箇所によって原因となる劣化パーツが異なるため、水漏れの箇所を確認した上で止水栓を閉めて水栓を分解し、劣化しているパーツを新しいパーツに交換すれば自力で水漏れを解決できる場合があります。